大学で建築・街づくりを学ぶ内に、土地の購入から建物の企画、建築までを担うデベロッパーの存在を知りました。様々な職種があるデベロッパーにおいて、「自ら事業を構想し、土地を購入する」というのは最も源流に位置する開発職でしか出来ない経験です。当社は、他社が断念するような土地であっても工夫を凝らすことで開発した事例が多くあり、より密度の高い経験を得られると考え、入社を決めました。
入社してから、戸建て開発の部署を経て、現在は当社が開発の主軸としているマンションを中心に、土地の情報を収集、事業計画の立案を行っています。自然の傾斜を有効活用するマンションの計画や、共同事業において企画立案と並行してステークホルダー間の合意形成を行うなど、手掛ける仕事の幅は年々広がっています。
住宅事業を推し進めていくための成長は実感していますが、土地活用の最適化ということを改めて考えると、商業施設との複合開発や、周囲の既存建物と併せた再開発なども自身の選択肢として持つ必要があります。経済情勢や暮らしの変化にアンテナを張り続けながら、会社が蓄積してきた実績をうまく利用することで、「街全体の未来を形作る」そんな開発を実現していきます。