私は、これまで営業、財務経理、経営企画でキャリアを重ね、現在はプロジェクト企画を担当しています。役割としては、プロジェクトの顧客ターゲットを定め、建物のハード・ソフト面について提案する「企画」役と、販売に向けて、関係部署間の合意形成を促し、チームを導く「推進」役があり、私は後者に軸足を置きます。つまり、ファシリテーターであることが、プロジェクトにおける私の存在意義なのです。ここで磨かれる対人調整力は、AIに取って代わられることのないビジネススキルだと考えます。
私は、与えられている業務プラスαでできることがないかを常に考えています。例えば、昨年度より、「研修プロジェクト企画」と称し、人事と一緒になって、新入社員への研修計画を立案し、実行しています。新しい「プロジェクト」を「企画」するには、打って付けの肩書きを得たと思っています。
「社長になってやる」、それぐらいの気概を持って働いています。なぜなら、キャリアのゴールをどこに据えるかで、行動プロセスは変わりますし、アンテナの張り方も変わるからです。複数の部署で培ったスキルを活かし、「ヒト・モノ・カネ」全てを自己領域とし、経営判断できるチカラを身に付けたいです。